Excelファイルを読み取り専用で開くで紹介したように、WordファイルにもShiftキーを押しながら右クリックするとメニューに「読み取り専用で開く」という項目があります。これもまたこのままでは、読み取り専用では開けません。

読み取り専用で開くにはレジストリの設定が必要です。

※レジストリにはOSにかかわる重要なデータも存在するので、レジストリエディタを使用して編集を行うときは事前にバックアップをとっておくなど慎重に作業してください。
マイクロソフトのホームページでは以下のような警告をしています。

「レジストリエディタを正しく使用しないと、修正のために Windows を再インストールする必要のある、深刻なシステム規模の問題を引き起こす可能性があります。Microsoft は、レジストリエディタの使用によって発生した問題の解決は保証できません。このツールは、ユーザー自身の責任で使用してください。」

それでは設定方法を紹介します。

Wordファイルを読み取り専用で開く方法(doc形式ファイルの場合)

  1. 「ファイル名を指定して実行」を開く。
  2. 「regedit」と入力して[OK]をクリックする。
  3. 「HKEY_CLASSES_ROOT\Word.Document.8\shell\OpenAsReadOnly」を右クリックして[新規]-[キー]を選択する。
  4. 名前を「ddeexec」に変更する。
  5. 「(規定)」を右クリックして修正を選択する。
  6. 「文字列の編集」ウィンドウで 「値のデータ」に下記を入力する。
    [AppShow][REM _DDE_ReadWriteOnSave][FileOpen .Name="%1",.Revert=0,.ReadOnly=1]
  7. 「HKEY_CLASSES_ROOT\Word.Document.8\shell\OpenAsReadOnly」の値「Extended」を削除する。
    ※この設定でShiftキーをクリックしなくても右クリックメニューに「読み取り専用で開く」が表示される。

Wordファイルを読み取り専用で開く方法(docx形式ファイルの場合)

  1. 「ファイル名を指定して実行」を開く。
  2. 「regedit」と入力して[OK]をクリックする。
  3. 「HKEY_CLASSES_ROOT\Word.Document.12\shell\OpenAsReadOnly」を右クリックして[新規]-[キー]を選択する。
  4. 名前を「ddeexec」に変更する。
  5. 「(規定)」を右クリックして修正を選択する。
  6. 「文字列の編集」ウィンドウで 「値のデータ」に下記を入力する。
    [AppShow][REM _DDE_ReadWriteOnSave][FileOpen .Name="%1",.Revert=0,.ReadOnly=1]
  7. 「HKEY_CLASSES_ROOT\Word.Document.12\shell\OpenAsReadOnly」の値「Extended」を削除する。
    ※この設定でShiftキーをクリックしなくても右クリックメニューに「読み取り専用で開く」が表示される。

以上の設定をした上で、右クリックメニューの「読み取り専用で開く」をクリックして開くと、読み取り専用状態でWordファイルが開きます。