アプリケーションやWindowsのシステムを一度停止してから、もう一度起動し直すことです。リブートと呼ばれたりもします。
Windowsの更新処理やアプリケーションのインストール/アンインストール、設定変更等を行った時に内容の適用を実施するために行います。
エラーが起きた場合に再起動すると回復することもあります。
また、システムだけでなく、アプリケーションでも1度停止してから再度起動することを再起動と呼んだりします。
再起動の方法
再起動には様々な方法があります。以下の記事はシャットダウンの方法について記載していますが、多くの方法は再起動に読み替えて実施することができます。
再起動の種類
ハードウェアリブート
パソコンへの電気供給を意図的に止めてシャットダウン、又は強制終了で電源断を実施してから起動する方法です。
シャットダウンや再起動がWindowsで実施できない場合に最後の手段として実施すべき方法です。
アプリやシステム、ハードウェアの処理を実施せずに強制的にシステムを停止するため、作成中のファイルの内容が消えてしまったり、設定した内容が保存できていなかったりする可能性があります。
強制終了すると、異常終了とみなされ、次回の起動時にシステムの確認・修復が行われ起動に時間がかかったり、確認画面が表示されることもあります。最悪の場合、Windowsの起動に必要なファイルが破損する等の影響があり、起動しなくなります。
ソフトウェアリブート
通常の再起動のことで、正規の手順でアプリケーション、システムの停止が行われ、シャットダウン完了後に自動でシステムが起動されます。
システムによる再起動
システムに異常が発生し、ブルースクリーンが起動して強制的に再起動されることがあります。この場合は、システムが強制的に停止するため、ハードウェアリブートとほぼ同様の状態になります。
また、スリープにしていてもWindows Update完了後に自動で再起動されることがあります。この場合は、システムが計画的に実施するため、ソフトウェアリブートと同様になります。
アプリケーションによる再起動
アプリケーション自体が再起動を実施することはありませんが、インストールやアンインストール、設定変更を実施した場合に再起動を要求されることがあります。ここで、ユーザーが許可を実施すると再起動が実施されます。
更新して再起動
更新プログラムがインストールされている場合、スタートメニューに更新して再起動と表示されることがあります。
この場合、シャットダウンの前や起動時にWindowsの更新処理が実施され、途中に「コンピューターの電源を切らないでください」と画面に表示されます。
更新内容によってはとても長い時間がかかることがありますが、間違っても強制終了してはいけません。システムの再構成等が行われているため、ファイルが破損し、最悪の場合Windowsが起動しなくなります。
その他の電源操作との違い
電源操作には他にスリープや休止状態、シャットダウン等がありますが、以下の記事ではその違いについて説明しています。
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