ファイルの名前をExcel等で一覧化したい時はありませんか。
簡単にファイル名の一覧を取得する方法を紹介します。
右クリックから一覧を取得する
1番簡単なのは右クリックから取得する方法です。
エクスプローラ-で名前を取得したいファイルの含まれるフォルダーを開きます。
一覧取得したいファイルを選択します。
![一覧取得したいファイルを選択した画像](https://tsuredurediary.com/wp-content/uploads/2020/04/windows-file-collective-acquisition-01.jpg)
選択した部分を右クリックし、表示されたメニューから[パスのコピー]をクリックします。
![](https://tsuredurediary.com/wp-content/uploads/2023/11/windows-file-collective-acquisition-02-1024x628.jpg)
クリップボードに選択したファイルのフルパスがコピーされているため、ExcelやWord、メモ帳等にペーストします。
![複数ファイルのフルパスが一覧でペーストされた画像](https://tsuredurediary.com/wp-content/uploads/2020/04/windows-file-collective-acquisition-03.jpg)
パスが不要の場合はアプリケーションに付属の置換を用いて置き換えてください。
![「検索と置換」ウィンドウの画像](https://tsuredurediary.com/wp-content/uploads/2020/04/windows-file-collective-acquisition-04.jpg)
すると、ファイル名だけの一覧となります。
![複数ファイルのファイル名のみがペーストされた画像](https://tsuredurediary.com/wp-content/uploads/2020/04/windows-file-collective-acquisition-05.jpg)
ファイル名ではなく、フォルダー名を一覧化したい場合も同じ方法で可能です。
一度でパスなしの一覧を取得したい場合は、以下の記事で紹介しているような方法もあります。
コマンドプロンプトから一覧を取得する
コマンドプロンプトを利用してもファイルやフォルダー名の一覧取得が可能です。
※ただし、UNCパス(ネットワークドライブ等「¥¥マシン名¥共有名¥……」のようなパス)では使用できないので注意。
一覧を取得したいフォルダーでアドレスバーの何もない部分をクリックします。
![エクスプローラーの「アドレスバー」の何もない部分を選択する画像](https://tsuredurediary.com/wp-content/uploads/2020/04/windows-file-collective-acquisition-06.jpg)
アドレスバーが入力可能状態となるため
![エクスプローラーの「アドレスバー」が選択状態となった画像](https://tsuredurediary.com/wp-content/uploads/2020/04/windows-file-collective-acquisition-07.jpg)
「cmd」と入力して[Enter]キーを押下します。
![エクスプローラーの「アドレスバー」に「cmd」を入力した画像](https://tsuredurediary.com/wp-content/uploads/2020/04/windows-file-collective-acquisition-08.jpg)
コマンドプロンプトが開くため、以下の中で目的に沿うコマンドを入力して[Enter]キーを押下します。
ファイル名のみを一覧で取得する
パスあり | dir /b /s /a-d | clip |
パスなし | dir /b /a-d | clip |
フォルダー名のみを一覧で取得する
パスあり | dir /b /s /ad | clip |
パスなし | dir /b /ad | clip |
ファイル・フォルダー名の両方を一覧で取得する
パスあり | dir /b /s | clip |
パスなし | dir /b | clip |
各コマンドを入力後、プロンプトが返ってくるとクリップボートにファイルの一覧がコピーされています。
![コマンドプロンプトにコマンドを入力した画像](https://tsuredurediary.com/wp-content/uploads/2020/04/windows-file-collective-acquisition-09.jpg)
ExcelやWord、メモ帳等にペーストします。
![複数ファイルのファイル名のみがペーストされた画像](https://tsuredurediary.com/wp-content/uploads/2020/04/windows-file-collective-acquisition-10.jpg)
PowerShellから一覧を取得する
PowerShellを利用してもファイルやフォルダー名の一覧取得が可能です。
※PowerShellでは、UNCパス(ネットワークドライブ等「¥¥マシン名¥共有名¥……」のようなパス)でも使用可能です。
一覧を取得したいフォルダーでアドレスバーの何もない部分をクリックします。
![](https://tsuredurediary.com/wp-content/uploads/2023/11/windows-file-collective-acquisition-11-1024x349.jpg)
アドレスバーが入力可能状態となるため
![](https://tsuredurediary.com/wp-content/uploads/2023/11/windows-file-collective-acquisition-12-1024x346.jpg)
「powershell」と入力して[Enter]キーを押下します。
![](https://tsuredurediary.com/wp-content/uploads/2023/11/windows-file-collective-acquisition-13-1024x348.jpg)
PowerShellが開くため、まず最初に以下のコマンドを入力して[Enter]キーを押下します。
$OutputEncoding = [console]::OutputEncoding
このコマンドの意味が知りたいという場合は、以下の記事を御覧ください。
その後、目的に沿うコマンドを入力して[Enter]キーを押下します。
ファイル名のみを一覧で取得する
パスあり | (Get-ChildItem -File).FullName | clip |
パスなし | (Get-ChildItem -File).Name | clip |
フォルダー名のみを一覧で取得する
パスあり | (Get-ChildItem -Directory).FullName | clip |
パスなし | (Get-ChildItem -Directory).Name | clip |
ファイル・フォルダー名の両方を一覧で取得する
パスあり | (Get-ChildItem).FullName | clip |
パスなし | (Get-ChildItem).Name | clip |
各コマンドを入力後、プロンプトが返ってくるとクリップボートにファイルの一覧がコピーされています。
![](https://tsuredurediary.com/wp-content/uploads/2023/11/windows-file-collective-acquisition-14-1024x259.jpg)
ExcelやWord、メモ帳等にペーストします。
![](https://tsuredurediary.com/wp-content/uploads/2023/11/windows-file-collective-acquisition-15-1024x676.jpg)
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